今やパソコンだけでなく家電製品までLAN(あるいは無線LAN=WiFi)で繋がる時代になりました。
WiFiが勢いを増してはいますが所詮は電波、どうしても届かなかったり安定性に欠ける部分があります。
その点、有線LANは断線(ネズミにかじられたり…汗)などない限り、基本的には条件は安定しています。そのため、LAN録画など、安定した速度が必要だったり、極力切断しない環境を求めるのであれば有線LANで接続するのが良いとされています。
さてそのLANケーブルには速度や配線の接続方法などでいろんな種類がありますが、配線の接続に関しては「ストレート」と「クロス」の2種類があります。
何が違うのかは図を見ていただくとわかるかと思います。
ストレートの場合は1番の端子と1番の端子が同じ色で繋がっています。
しかし、クロスの場合は、1番の端子と3番の端子が繋がっていますね。
ストレートケーブルを使うのは、主に端末(PCなど)とハブやルータを接続するときです。この場合、ハブやルータの内部で信号の入出力を整理して流しますので、ケーブルのほうで入出力を意識する必要はありません。
クロスケーブルを使うのは、2台の端末同士を直接接続するときです。例えば、STBと録画機器をLAN録画の為に直結する場合がこれにあたります。この場合、図にもあるように、上の機器(例えばSTB)の出力から下の機器(例えば録画機器)の入力に信号を流す必要があるからです。
※なお、これは従来の10BASE-T/100BASE-TXの場合による結線です。最新の1000BASE-TXではまた結線が異なります。ここでは入出力の考え方をとらえるために簡単な前者のほうで説明しています。
たまに、LAN端子側でストレート・クロスを自動判別してくれることがあり、直結するのにストレートケーブルを使っても動いてくれる場合があります。しかし、確実に動作させるためには、直結の場合クロスケーブルを使うと覚えておきましょう。
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★クロスケーブルの例:
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