今使っているスマホは、そのままケーブルスマホ(MVNO)でも使えますか?

はじめに

ケーブルスマホをはじめ、格安スマホ・格安SIMなどのMVNO各社に、MNP(モバイル番号ポータビリティ)制度を使って携帯の乗り換えを考えている方も多いと思います。

乗り換えの際に新しいスマホを購入する、という方はよいのですが、現在使っている端末をそのまま使おうと考えている方、ちゃんとチェックできてますか?

※iPhoneをお使いの方は条件が若干異なります。以下のページをご参照ください。

 

今のスマホがそのまま使えるパターンとは?

まず、今お使いのスマホが転出先の携帯会社でも使えるかどうかを確認しておく必要があります。

確認のポイントは大きく2つあります。

  1. 現在契約している会社の回線と、次に使う会社の回線が同じかどうか。
  2. 端末がそのまま使える仕様になっているかどうか。

順に解説していきます。

 

ドコモからの乗り換えの場合

一番簡単なのは、現在ドコモを使っている方だと思います。というのも、ケーブルスマホをはじめ格安スマホ・格安SIMを提供している会社のほとんどが、ドコモの回線網を借りてサービス提供しているからです。

また、ドコモが提供しているSIMカードは、この記事を執筆している時点(2017/02/01)で他社のような契約別のカードになっていません(なおSIMカードの大きさは3種類あります)。そのため、ドコモで売っている端末については、これらのドコモ通信網利用の携帯会社であればそのまま利用することができます。SIMロックを解除する必要もありませんので楽です。

ただし、もしもドコモ通信網以外を使った格安スマホ等の会社を利用したいということであれば、(もちろん端末が対応している場合に限りますが)SIMロックの解除が必要になります。

 

auからの乗り換えの場合

次に可能性があるのは、auの端末を使っている方です。というのも、mineo(タイプA)やUQ mobile、IIJmio(タイプA)など、au網に対応した携帯会社もあるからです。これらの会社に乗り換える場合は、au端末が使える場合があります。

なおau端末の場合、以下の注意点があります。

  • VoLTE対応の端末を使用する場合、SIMロックの解除が必要になります。ただし、2015年春モデルについてはVoLTE対応でもSIMロック解除できない端末のため、他社での利用はできません。
  • VoLTE非対応のLTE端末を使用する場合、SIMロックの解除は不要です。
  • 3Gのみ対応の端末は、そもそも利用できません。auがMVNOに対して3Gのみ対応のSIMカードを貸し出していない為です。

 

ソフトバンクからの乗り換えの場合

ソフトバンクの場合、MVNOがほとんどありません(1社あったような…)。ただしソフトバンク回線を使っている会社への乗り換えの場合でも、SIMロック解除が必要です。

iPhone6s以降のような他社回線対応の端末を他社MVNOで使う場合でも、もちろんSIMロック解除が必要です。

 

ずっとこんな面倒なことになるの?

総務省のガイドラインが変更になり、2017年8月1日以降に発売開始される機種については、同じ回線のMVNOについてはSIMロック解除しなくても端末が流用できることになります。とはいえ、上記の理由からこの恩恵にあずかれるのはほぼau端末、ということになります。

また2017年8月1日以前に発売された機種については今のままですから、現時点でSIMロック解除できない機種については他社で使えない、というのは変わりません。

 

MVNO同士での乗り換えの場合

基本的にMVNO同士の場合、かなりの確率でドコモ回線を使っていると思いますので、そのまま端末が使えると思います。

ただし、au回線利用(UQ mobileやmineoのAタイプ、IIJmioのタイプA)あるいはソフトバンク利用のMVNOが絡む転出入の場合、そのまま使えない端末が多いので注意が必要です。

最近発売されたSIMフリー端末(Zenfone 3、ARROWS M03、SH-M04-Aなど)のように、ドコモ・au回線ともに対応しているものを選ぶと良いかもしれません。

 

端末はそのまま使える?

先程書いたように、こればかりは機種によります。基本的にドコモ回線網利用のMVNOであれば、ドコモ端末はほぼ使えるはずです。

とはいえ、中古の端末や、海外製のSIMフリー端末などの場合、LTEの対応バンドが少なかったり、一部周波数に対応していなかったりします。その場合、場所によっては、電波は飛んでいても端末で拾えない、よって使えない、といったことがありますので注意しましょう。

使用されていると周波数(バンド)は以下の通りです。現時点で重要と思われる順に並べています。

  • ドコモ通信網:LTE Band 1/19/3/21/28, 3G Band 1/6/19/9
  • au通信網:LTE Band 18/1/11/28
  • ソフトバンク通信網:LTE 1/8/28, 3G Band 1/8/11

公式な情報として、総務省のページにリンクしておきます。ご参考まで。

また、見逃しがちですが、申し込みの際のSIMカードの大きさをあらかじめ確認しておきましょう。カードの大きさが違った場合、端末に差し込むことができません。また変更には手数料がかかり、場合によっては数日間スマホが使えなくなる可能性があります。十分ご注意ください。

 

(2017/06/14追記)

私が現在契約しているIIJmioを運営しているIIJ社は、日本のインターネット創成期からの歴史を持ち、技術には定評がある会社ですので、地味ながらも信頼がおけるサービスだと思います。
そのIIJmioで動作確認をとれている端末の一覧表にリンクしておきますので、これから端末を準備される方は参考になさってみてください。

(追記ここまで)

 

3大キャリアのSIMロック解除について

3大キャリア各社のSIMロック解除案内及び端末一覧ページにリンクしておきます。ご参考になさってください。

 

この際、端末を購入したい

考え方は十人十色かと思いますが、私(当サイト管理人)の個人的な考えは以下の通りです。

  • 機種にこだわりがない方、何を買ってよいかわからない方
    これから契約される携帯会社(ケーブル局その他)で取り扱っている機種をお勧めします。
    理由としては、月数百円の追加でスマホ端末の延長保証が付けられることが多いからです。特にケーブルスマホの場合はかなりの確率でつけることができるはずです。
    あくまでも延長「保証」なので紛失や盗難の場合は適用できませんが、故障や落下などの場合、負担金を支払うことで代替品と交換してくれるので、初めての方でも安心して使うことができると思います。
    逆にこれがない場合、故障した時などは自力ですべて買い直し、あるいはメーカーへの修理依頼をする必要がありますので、初めての方にとってはかなりのハードルになるのではないかと思います。
  • 機種にこだわりのある方、取り扱い機種の中に欲しいものがない方
    この場合はご自身で端末を探し購入することになります。ある程度目星がついていたり、詳しい方はよいのですが(そもそもここは読んでないでしょうし)、そうでない方にとっては何を買ってよいのかわからないのではないかと思います。
    前項とかぶりますが、国内のMVNOで採用されている機種を別記事でまとめていますので、ご参考にしていただければ幸いです。
    なお、この場合延長保証をどうするか?という記事も別にまとめましたので併せてご参考にしていただければと思います。

 

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