ケーブルスマホも「格安スマホ」のうち
ケーブルスマホもMVNO(格安スマホ・格安SIM)の一つです。ですから、前回の記事で書いた「MVNOと契約するメリット」がそのまま当てはまります。
いざというときに頼れるのは?
ケーブルスマホの一番のメリットは、「いざとなれば頼る先がある」ことです。
多くのMVNOは、コスト削減のために店舗を持っていません。店舗があるのはイオンやTONEなどごく少数です。MVNOは設備を借用で使えるため、機器等の設備にかかる金額よりも人件費のほうが割合が高くなりがちです。人件費を極限まで抑えることが提供価格の低下につながりやすいのです。
とはいえ、利用者にとっては困ることもあります。
利用者がみんなスマホに詳しい、機械を触るのに抵抗がない人ばかりではありません。特に高齢の方など、携帯電話を使うのさえやっと、ということもあります。しかしなんとかして孫とLINEで会話したいとかいう欲求もあるわけです。
トラブルがなければまだ良いのですが、何かの拍子でわからなくなった場合にどこに、誰に相談すればよいのかというのは、そういった機会が苦手な人たちにとっては深刻な問題です。
電化製品ならお付き合いのある街の電器店に聞くことができます。携帯・スマホの携帯ショップがあれば持ち込んで目の前で操作してもらうこともできます。しかし、多くのMVNOのように店舗がない、となると、さてどこに聞いたらよいのか、ということになってしまいます。
DoCoMoなどのMNOからMVNOになかなか移行できない、というのにはそういう理由もあるのではないでしょうか。
地域密着ならではのメリット
そこで選択肢として上がってくるのがケーブルスマホです。
ケーブルスマホはもちろんケーブルテレビ局のサービスの一つです。
ケーブルテレビの売りはもちろん地域密着です。その地域に本社や営業所が、局によってはショールームもあります。つまり、そこがそのままMVNO・ケーブルスマホの店舗としても機能します。電話サポートもありますが、場合によっては訪問してのサポートをすることもあるでしょう(これは局にもよると思いますが…)。
これまでテレビなどのことで質問していたケーブル局に対して、スマホのことも聞けるのですから、利用者の立場としては抵抗感も少なく、むしろ便利に感じられるのではないでしょうか。
ということで、MVNOならではの価格もさることながら、一番のメリットはサポート力、ということが言えると思います。
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