DSDS対応のSIMフリースマホに、MNO(3大キャリア)のかけ放題SIMとケーブルスマホ(格安SIM)のデータ専用SIMを組み合わせて使いたい。

はじめに

先だって、以下の記事で大手キャリアのかけ放題などについてお話ししました。

この記事の中で「DSDS対応のスマホにSIMカードを2枚挿して、大手キャリアのフルかけ放題と格安データSIMのいいとこどりをする」活用法をご紹介しました。
そこで、今回の記事では実際の方法をご説明します。

 

組み合わせは実質一択!?

まず大前提として重要な点を。

かけ放題側で使えるキャリアは、ドコモ一択です。
かけ放題側で使えるキャリアは、ドコモ一択です。

大事なことなので2回言いました(古かったですかね)。

auやソフトバンクの方は、この技を使う場合はまずMNPでドコモに移行し、カケホーダイを契約する必要があります。詳しくは後ほど別の記事でご紹介します。

また、データ通信側のSIMは、もちろんケーブルスマホや他の格安SIM各社のデータのみ契約でOKです。SMSはかけ放題側のSIMでやり取りできますので、SMSオプションをつける必要もありません。

もちろん、データ通信側のSIMもドコモの電波を使ったものを選択する必要があります。IIJmioのAプランやmineoのauプラン、UQ mobileの契約では使えませんので注意が必要です。

 

なぜ他のキャリアとの組み合わせができない?

auやソフトバンクの方がなぜドコモにMNPしなければならないのでしょうか。

それは、auとソフトバンクは、かけ放題プランの単独契約ができないからです。必ずパケット契約とセットにする必要があり、2枚挿しをする意味がないのです。その点ドコモはかけ放題の単独契約ができるので、この技が使えるのです。

参考までに、3大キャリア側の条件をリンクしておきます。

au … ご利用料金プランの項目を参照

ソフトバンク … SoftBank 4GのUSIMカードをご利用の場合の項目を参照

ドコモ … ご利用料金についての項目を参照

 

どんな機種を選べば良いですか?

条件としては最低限、以下最初の2項目を満たす必要があります。

  1. DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)対応と明記してあること
  2. ドコモのSIMを認識し、ドコモの周波数(LTEバンド)に対応していること
  3. (SDカードを使いたい場合のみ)片方のSIMスロットとSDカードが排他使用ではないもの

以下順に解説していきます。

1. DSDS対応と明記してあること

タイトルにも書いた通りで必須条件です。そもそもこの機能がないとこのお話は成り立ちません。

現時点では対応機種がまだまだ少なく、対応しているものは大きな特徴としてアピールしてあることも多いので、割とすぐわかりやすいのではないでしょうか。DSDS対応で検索するとそれなりにたくさん出てきます。

(2017/06/14追記)

なお、DSDS対応とあっても、可能なら4G(LTE)+4Gの組み合わせができるもの(これは本稿執筆時点ではまだ世に出ていないようです)、あるいは最低3G(W-CDMA)+4G(LTE)の同時使用ができるものにしてください。

もし、4G+2Gという組み合わせでしか使えないものであれば、日本国内で使用することはできません。なぜなら、2Gとあるものは海外で使用されているGSM方式のことで、日本国内ではそれに対応した電波は使用されていないからです。

(追記ここまで)

2. ドコモのSIMを認識し、ドコモの周波数(LTEバンド)に対応していること

理由としては最初に書いた通りで、2枚のSIMカードともドコモの電波を使うものになりますので、それに対応したものでないと話になりません。

なお4Gの周波数(LTEバンド)ですが、最低限Band 1/19が使えることが条件です。できればさらにBand 3/21(場所によっては28も)が使えるとよりベターかと。

3. (SDカードを使う場合)SIMとSDのスロットが排他使用でないこと

これはちょっと面倒くさい話になるのですが…

SIMカードも、SDカードもどちらも小さなICチップになります。これをそれぞれ端末に差し込んで使う必要があります。ということは当然、差込口というか端子(場所)が必要になります。

携帯機器も技術が進み、小さな筐体にたくさんの機能が詰め込まれてはいるのですが、物理的な大きさが決まっているものはその大きさに左右されることが多々あります。SIMカードやSDカードのスロット(差し込み口)も例外ではありません。

この記事を書いている(2017/05)現在、多くのというよりほとんどのDSDS対応の機種が、2枚挿せるSIMカードの片方のスロットとSDカードのスロットが排他使用(つまり、どちらか片方しか使えない)というものばかりなのです。

ということは、メモリが少なめだからとか、音楽や写真などをたくさん保存したいからSDカードがないと困る、という方にとってはかなり選択肢が狭まってしまいます。

実際のところ、私(当サイト管理人)が知る範囲では、この条件を満たす端末はたったの2機種しかありません。

それはLenovo社(ブランド名はMotorola。無線機としては由緒あるブランドです)のMoto G4 plus/G5 plus(なお2017/夏以降アップデートにより、plusでないG5も対応できるようになるかもという噂あり)です。
中国の会社ですのでどうしてもそこに抵抗がある、という方には無理にお勧めはしませんが、特に会社にこだわりはないとか、それなりに動いてくれればなんでもよい、ということであればこれが唯一の選択肢となります。

ただ欠点がないわけではありません。実はコンパスが非搭載となっていまして、地図やAR機能などを使うときに、向きが変わっても認識できないのです。カーナビだったりポケモンGOのようなアプリを使うときには、向きが変わっても絵が変わらないため、ちょっと困ると思います。

とはいえ、私(当サイト管理人)もそうですが、SDカードが必要という方にはお勧めしたい機種です。

by カエレバ
by カエレバ

 

実際の手順をわかりやすく説明して欲しい

という方のために、説明のページと印刷できるものを作ってみました。

別記事に起こしておきますので、必要な方はご覧ください。

 

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