はじめに
本稿執筆時点で公に発表されているケーブルインターネット・050IP電話関連の不具合情報をまとめてみました。(最終更新:2017/09/22)
※参考:消費者庁リコール情報サイト/★情報通信機器特集★ ネットワーク機器 他 各社ウェブサイト など
ケーブルモデム
- Motorola社(現ARRIS社)製ケーブルモデム/ACアダプタ不具合
電源アダプタの一部に不具合があります。発熱・プラグ部分の変形等の可能性があります。- 対象モデム:DOCSIS 2.0/3.0モデムの一部(SB6120J、SB5101NJ、SB5101J、SB5100J*、SBG900J*)
※DOCSIS 3.0の新型モデム(SB6141など)は別型のACアダプタのため対象外です。 - 該当アダプタの判別方法:ACアダプタの床面側下部に刻印されている、4桁の数字が「0907」~「1237」の範囲であるものが該当します。
- 対策方法:該当アダプタを対策済みのものに交換する必要があります。メーカーの交換プログラム(詳細URL参照)を利用するか、ご加入のケーブルテレビ局にお尋ねください。
- 詳細URL:メーカーのホームページが公開されています。
https://www.commscope.com/support/consumers/japan-product-safety/
- 対象モデム:DOCSIS 2.0/3.0モデムの一部(SB6120J、SB5101NJ、SB5101J、SB5100J*、SBG900J*)
- サムスン電子ジャパン社・フジクラ社製ケーブルモデム/ACアダプタ不具合
電源アダプタの一部に不具合があります。ケース部分の変形等の可能性があります。- 対象モデム:サムスン社製 SCM140U/SCM150J、フジクラ社製 FCM140U
- 対策方法:該当のACアダプタ(STA-075100J)を対策済みのものに交換する必要があります。ご加入のケーブルテレビ局にお尋ねください。
- 詳細URL:イッツコム局のホームページが公開されています。
http://www.itscom.net/userpage/news/080303.html
050IP電話機器
- NECアクセステクニカ社製 IP電話(050番号)用IP電話対応機器
一部のファームウェアに不具合があります。起動後約6年9ヶ月連続稼動すると、電話の発着信のみできなくなる可能性があります。(インターネット側への影響はありません)- 対象機器TA:BR500V(C)など(多すぎるので下記「詳細URL」をご参照ください)
- 判別方法:TAのWEB設定画面にてファームウェアのバージョンを確認します。
こちらのページをご覧いただき、該当するバージョンより古い(英数字が若い)場合は対策が必要です。(2017/09/22追記:メーカーの当該サポートページが公開終了されたため確認ができなくなりました)
- 対策方法:ファームウェアを最新のものにバージョンアップします。バージョンアップが不可能な場合は、6年以内ごとにTAの再起動(電源入れ直し)を行う必要があります。
(2017/09/22追記:メーカーの当該サポートページが公開終了されたため、ウェブサイトからファームウェアのファイルを直接ダウンロードすることができなくなりました。機器の設定ページからインターネット経由での自動更新が可能な場合は、そちらをご利用ください) - 詳細URL:メーカーのホームページが公開されています。
http://www.aterm.jp/web/voip81/general.html
その他、随時詳細が判明次第追加する予定です。
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