有料チャンネル契約等で番号が必要
このページにたどり着かれた方の多くは、有料チャンネル(WOWOW、スターチャンネルなど)の契約をしたい方、あるいはNHK-BSの画面左下にでかでかと出てくるメッセージを消去したい方、のどちらかではないかと思います。
このページではそのような契約時に必要なB-CASカード番号の見つけ方をご紹介します。
※もともとB-CASはWOWOWなど有料放送のスクランブル(視聴制御)の為に作られたようなもので、本来地デジに使ってしまうのがお門違いではあるのですが(諸外国の例を見てみても日本のようなやり方は極めて珍しいそうです)…
BSが見られる場合はテレビ画面で
画面で確認できる場合
以下の場合、カードそのものを探さなくてもテレビ画面上で確認できます。
- ケーブルテレビ契約で、デジタルSTB(多チャンネルチューナー)に入っているB-CASカード番号を知りたい場合
- パラボラアンテナで視聴しているテレビのB-CASカード番号を知りたい場合
確認方法
チャンネルをBS 707 Ch(ヘルプチャンネル)に合わせましょう。
- リモコンの[BS]ボタンを押します
- 「チャンネル番号入力」「3桁入力」などのボタンを押します
- 数字ボタンを「7」→「0」→「7」の順に押す
※どうしてもうまくいかなかったら、チャンネルの上下(▲▼)ボタンを押し続けて、「BS 707」になるまで合わせましょう - 画面が出てくるまで30秒ほど待ちます
※データ放送なのでテレビ番組よりも時間がかかりますが故障ではありません - 画面の下半分に、赤い字でB-CASカード番号(数字16桁)が表示されます
表示されたらメモを取っておきましょう。
また、NHK BS1 (BS 101 Ch)やBSプレミアム (BS 103 Ch)の画面で、青ボタン■を長押し(10秒ほど押しっぱなしに)しても番号を確認することができます。
BSが見られない場合は?
正直、BSが視聴できない環境でB-CASカード番号が必要になる、というのはかなりのレアケースではないかと思います。
この場合、画面で見る方法はそれぞれのテレビ等によって方法が異なりますので、こうなるとテレビ等に挿してあるB-CASカードそのものを探すのが手っ取り早いような気がします。
デジタルSTBの場合、STB本体前面(側面の場合もありますが)のカバーをあけたら、中にカードが2枚挿してあるはずです。
レコーダーの場合、STB同様本体前面のカバーを開けたところに、カードが1枚挿してあるはずです。
テレビの場合はものによって場所がバラバラですが、左右側面か上部のどこかにカードスロットがあります。稀にご丁寧にカバーが取り付けてあって、ドライバーがないと取り出せないものもあるようですが、ほとんどの場合カードの一部が見えており、抜き差しはそれなりにしやすいと思います。
大きさについては、クレジットカード大の通常カードが大部分です。
ただしパソコンや組み込み機器、一部のテレビなど、スペースの関係等により通常のB-CASカードが挿せない機器については、「mini B-CASカード」が挿してある場合があります。こちらは携帯電話でいうところの標準SIMカードと同じ大きさになっています。
色には注意しましょう
B-CASカードには、用途によって色が異なる数種類のカードが存在しています。ただし、一般のご家庭についているものは以下の3種類のどれかになっているはずです。
- ケーブルテレビの多チャンネルチューナー(デジタルSTB)の場合…オレンジ色■のカード
※ちなみに灰色■のカードは[CATV](CS)専用の「C-CASカード」です - 市販のテレビ・レコーダの場合…赤色■(BS/CS/地デジの3波対応)又は青色■(地デジ専用)のカード
なお、WOWOWやスターチャンネルなどの有料放送等を見たい場合は、必ず赤色のカードが入ってないと見られません。
レコーダの場合はまれですが、テレビによくある「地デジ専用」の場合はおそらく青色のカードが入っているはずです。この場合当たり前ですがカードだけ変えても映りませんので、機器の買い替えが必要となります。
録画する場合は要注意!
実際に有料チャンネルを契約される際には、下記ページの内容もご覧ください。特に有料チャンネルの録画を考えている場合は必見です!
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